公開: 2026-07-07 / 最終更新: 2026-07-07
対象読者: カフェ・レストラン・居酒屋・パン屋等の公式サイトをWordPressで作りたい人
飲食店の公式サイトには、Webサイト全般の機能とは別に飲食店ならではの要素が求められます。
- メニュー・コース表の見やすい表示
- 予約フォーム(または予約サービス連携)
- 営業時間・定休日・アクセス
- インスタグラム連携(料理写真)
- Googleマップでの店舗位置表示
- スマホでの見やすさ
この記事では、飲食店向けに最適なWordPressテーマ7選(無料・有料あわせて)と、業態別の選び方を解説します。
飲食店サイトに必要な6つの要素

1. 視覚的に映えるメニュー表示
料理の写真・名前・価格・説明を美しく並べることが必須。ギャラリー・カード型レイアウトに対応したテーマが向きます。
2. 予約フォーム or 予約サービス連携
- 自社予約フォーム(Contact Form 7等)
- TableCheck / OpenTable / RESTAR 等の予約システム連携
の2系統。埋め込みコードに対応しているテーマが扱いやすいです。
3. アクセス情報・地図
最寄り駅からのアクセス、Googleマップの埋め込み。ヘッダー・フッターに常時表示できる構造のテーマが向きます。
4. 営業時間・定休日
「祝日の営業状況」「ランチタイムの営業」などの細かい情報を見せやすい構造が必要。
5. インスタグラム連携
料理写真の更新でInstagram投稿を自動表示する機能。プラグイン併用ですが、テーマとの相性も影響します。
6. スマホでの見やすさ
来店検討中のユーザーはほぼスマホでアクセスします。レスポンシブ対応の品質が、テーマ選びで最も重要です。
飲食店向けおすすめテーマ7選

1. TCDシリーズ「Avalon」「Gourmet」(飲食店向け)
- 価格: 24,800円〜(買い切り)
- 特徴: 飲食店専用設計、料理写真が映えるデザイン
- 向き: レストラン・カフェ・高級店
メニューカスタム投稿タイプ、予約セクション、ギャラリーが標準装備。テーマを入れるだけで飲食店サイトの骨格が完成します。業種特化テーマの最有力候補。
2. SWELL
- 価格: 17,600円(買い切り)
- 特徴: 万能テーマ、ブロックエディタで自由にレイアウト
- 向き: 個人経営のカフェ・パン屋・ベーカリー
専用機能はないものの、ブロックエディタでメニューカード・ギャラリーを自由に組めるため、デザイン重視の小規模店舗に向きます。
3. Lightning
- 価格: 無料〜Vektor Passport 11,000円/年
- 特徴: 無料で本格コーポレートサイト
- 向き: スモール飲食店・個人経営
無料で始められる強み。VK Block Patterns との組み合わせで、メニュー紹介・予約導線を作れます。まずは無料で始めたい人に最適。
4. SANGO
- 価格: 14,800円(買い切り)
- 特徴: マテリアルデザイン・かわいい雰囲気
- 向き: カフェ・スイーツ・パン屋・洋菓子店
「かわいい・やわらかい」雰囲気が、カフェ・スイーツ系の店舗に好相性。装飾の引き出しが多く、世界観のあるサイトが作れます。
5. JIN:R
- 価格: 19,800円(買い切り)
- 特徴: 親しみやすいデザイン
- 向き: 個人経営の飲食店・地域密着店
「親しみやすさ」が武器。お客様との距離感を大切にしたい個人店に向きます。
6. Astra + Spectra / Elementor
- 価格: 無料(Astra Pro $69〜/年)
- 特徴: 海外製・自由度高
- 向き: デザインにこだわる中規模店
Spectra / Elementorなどを使って独自レイアウトを作りやすい。英語中心の公式情報を確認できる人には自由度が魅力。
7. Emanon
- 価格: 9,800円〜(買い切り)
- 特徴: リード獲得機能つき
- 向き: 予約獲得を重視する店舗
予約・問い合わせ動線の作りやすさが強み。反響を増やしたい店舗向け。
業態別の選び方

カフェ・スイーツ・パン屋
- おすすめ: SANGO / JIN:R / TCD Gourmet系
- 理由: 「かわいい・やわらかい」デザインで世界観が出る
レストラン(フレンチ・イタリアン・和食)
- おすすめ: TCD Avalon / SWELL / Astra
- 理由: 料理写真のシックな見せ方と予約導線が重要
居酒屋・大衆酒場
- おすすめ: TCDの飲食店テーマ / Lightning
- 理由: メニュー数が多く、情報量の整理が大事
バル・バー
- おすすめ: TCD Gourmet系 / Astra
- 理由: 夜の雰囲気を出すダーク系デザインに合う
ベーカリー・洋菓子店
- おすすめ: SANGO / JIN:R
- 理由: 商品のかわいさ・親しみやすさを出しやすい
チェーン店・複数店舗運営
- おすすめ: Lightning + Vektor Passport / Astra
- 理由: 店舗一覧・地図ベースの探索機能が組みやすい
キッチンカー・移動販売
- おすすめ: JIN:R / SANGO / Lightning(無料)
- 理由: 更新性重視。出店情報をブログ形式で発信
無料で作る飲食店サイトの選択肢
「できるだけコストをかけたくない」場合は、
- Cocoon: ブログ寄りなら
- Lightning(無料版): 企業サイト寄りなら
- Astra(無料版): デザイン自由度を取りたいなら
の3つが候補になります。完全無料でも、コンテンツがしっかり作り込まれていれば集客は十分可能です。
飲食店サイトでよく使われるプラグイン
- Contact Form 7: 予約・問い合わせフォーム
- Smash Balloon Instagram Feed: Instagram連携
- Yoast SEO / Rank Math: SEO対策
- Easy Google Maps: 地図表示
- WP Simple Booking Calendar: 予約カレンダー
- TablePress: メニュー表(テーブル形式)
飲食店サイト公開までの流れ
- テーマ・サーバー選定
- トップページ作成(店舗写真・キャッチコピー)
- メニュー・コースページ作成
- 予約フォーム or 予約サービスの設定
- アクセス・地図ページ作成
- 営業時間・定休日・電話番号の常時表示
- Instagram・SNS連携
- Google ビジネスプロフィールとの連携
公開後はGoogle ビジネスプロフィールとの情報整合性も忘れずに。MEO(マップ検索最適化)も飲食店集客では重要です。
飲食店のSEO・集客戦略
飲食店の場合、Web集客は以下の組み合わせがおすすめ:
- Google ビジネスプロフィール(MEO)→ 最優先
- Googleマップ検索でのSEO(口コミ・写真)
- WordPressサイトでブランド・世界観発信
- Instagramで料理写真の継続発信
- 食べログ・ぐるなび等のグルメサイト連携
WordPressサイトは「公式情報のハブ」として、他媒体からの導線受け皿になる役割が大きいです。
よくある質問(FAQ)
Q. 食べログやぐるなびがあれば、独自サイトはいらない?
A. 両方持つのが理想です。グルメサイトは集客力、独自サイトはブランド構築と公式情報発信の役割で住み分けできます。
Q. 予約システムは何を使えばいい?
A. 規模次第。小規模店ならContact Form 7+電話、中〜大規模なら TableCheck / OpenTable 等の専用システム。
Q. メニュー価格の更新が頻繁。テーマ選びで気をつけることは?
A. 管理画面で簡単に編集できるテーマを選んでください。SWELL・JIN:R・SANGOはブロックエディタで直感的に編集できます。
Q. 多言語対応は可能?
A. WPMLやBogoプラグインで可能。観光地の飲食店なら英語対応も検討してください。
Q. 動画(料理動画・店舗紹介)は載せられる?
A. ほぼ全テーマで対応可能。YouTube埋め込みやVimeo埋め込みは標準機能です。
まとめ|飲食店サイトは「世界観」×「導線」で選ぶ

飲食店のWordPressテーマ選びは、
- 世界観: 店舗の雰囲気をデザインで表現できるか
- 導線: 予約・問い合わせまでの動きをスムーズに作れるか
の2軸で考えると失敗が少ないです。
「専用テーマ(TCD系)」を入れて時短するか、「汎用テーマ(SWELL/JIN:R/SANGO)」で独自世界観を作るかの判断が、最初の分岐点になります。
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※ 価格・仕様は2026年5月時点の情報です。最新情報は各テーマの公式サイトでご確認ください。本記事中の一部リンクにはアフィリエイトリンクが含まれている場合があります。

